ある晴れた日曜日の午後、ルーシー、スピカ、シャウラの三人(?)が大きな門の前に立ち、門の隙間から、遥か遠くに見える大豪邸を見つめています。
スピカ
…
ルーシー
……
シャウラ
………これは、シャレにならんで。
スピカ
ミカはゾル〇ィック家の人間だったのかニャ!?
ルーシー
ミカちゃんのご実家、すごいお家ね。
スピカ
!そうニャ!きっと、人様には言えないお仕事を生業としているはずニャ!
ルーシー
スピカったら、そんな事言っちゃダメよ!
シャウラ
そやで!まずは中に入って、証拠…やなくて、証拠抑えんと!
スピカ
シャウラ、ちょっと落ち着くニャ!それよりも高級猫缶を探す方が…
ぴんぽ~ん♪
盛り上がっている二匹をよそに、ルーシーがインターホンを鳴らすと、程なくして遥か遠くに見える玄関の扉が開き、人らしき影がこちらへ向かって来る。
……そして10分後……。
ミカ
お待たせ♪♪
スピカ
どれだけ広いニャ!!
ミカ
?そうかな??
ルーシー
今日はお招き頂いてありがとう!
ミカ
ううん!遠くまでありがとう。
ミカ
ちょうどお菓子が届いたから、みんなで食べようね♪
こうして、リビングに場所を移し、お茶会が始まりました。
スピカ
ミカ、このチョコレートすごくおいしいニャ♪
シャウラ
このクッキーも絶品やわ~!
ミカ
頂きものなんだけど、気に入って貰えて良かったよ♪
スピカ
貰ったのかニャ??
ミカ
うん。天界に寄付をしたら貰えたって言ってたよ?
ルーシー
ふるさと納税かしら?
シャウラ
恐らくそれで間違いないですね。
ミカ
ふるさと納税??
スピカ
次回予告!『ふるさと納税とミカの願い』乞うご期待ですニャ~
ミカ
久しぶりにこのパターン来たよ~
