教室の窓から見下ろしているミカの視線。その先は、満開にはもう少しの時が必要な中庭の桜。
その下で男の子と女の子が何やら会話をしている様子。
卒業式特別編2 卒業式と尊いものニャ！
ミカ
ルーちゃん、もしかしてあれって！？
ルーシー
そうね、あれは間違いなくあれね！
スピカ
告白しているんニャ？
ミカ
スピカ～言葉にしちゃダメだよ！恥ずかしいじゃない！
スピカ
卒業式には必須のイベントだニャ？
ルーシー
そうね。新しいステージに上がる前に、気持ちの整理をつけなくちゃね。
スピカ
そう言えば、卒業をテーマにした映画もあったニャ？
ミカ
スピカ、それはもしかして、あんなことやこんな事があって、最後に花嫁を連れ去る『あの』作品？？
スピカ
そうニャ！
ミカ
スピカ、良い子の読者には少し過激な内容だよ？？
スピカ
そうかニャ？
スピカ
彼女の母親と…
ミカ
お～っと、スピカ！それ以上は危険だよ？？
ルーシー
権利関係に何かと敏感な時期だから。
スピカ
僕はその辺りをアグレッシブに切り込んで行こうと思ってるニャ。
ルーシー
それは本当に止めて頂戴ね。
ミカ
そう言えば、最後に花嫁を連れ去っていたけど、あれって問題はないの？
スピカ
突然現実的な話になったニャ。
ミカ
だって、気になるじゃない？結婚する予定だった男の人もかわいそうだし。
ルーシー
映画だからゆるされるけど、実際にあったら大変だと思うわ。
ミカ
そうなの？？
スピカ
それじゃ、次回は僕がその辺りを切りこんで見ようかニャ～
「卒業式特別編2 卒業式と尊いものニャ！」への1件のフィードバック
コメントは停止中です。