それはね、お父様がミカちゃんの学費を出すよりも、おじい様が学費を出した方が、後々に支払う税金が安くなるの。
誰かにお金や物を貰う事を『贈与』を受けるって言うの。
但し死んでしまった人から貰うものは、『相続』とか『遺贈』って言うから気をつけてね。
うんうん!贈与って言うのは、生きている誰かに物を貰うってことだね??
普通、贈与を受けると贈与税って言う税金を払わないといけないの。
一年間で110万エデン以上、お金や物を貰ったら払わなきゃいけないんだよね?
本来なら、うちの学校の学費のように高額のお金を貰うと、贈与税がかかってくるわ。
それじゃ、私が税金を払わないといけないの!?全然知らなかったから、払ってないよ!!ルーちゃん、どうしたら良いの??
心配しなくても大丈夫よ。ミカちゃんのおじい様は、学費を出して下さったのでしょう?
うん。高校の3年間の学費は全て払ってくれるみたい。
そこで、ミカちゃんのもう一つの疑問、特例が出てくるわけ。
原則って言うのは、『通常はこうしなさい』って言う、基本的なルールの事を言うニャ!
それに対して特例は、『今回は特別に例外』ってことニャ♪
特例はたくさんあるんだけど、その中に『おじいちゃんやおばあちゃんから、孫に教育資金を贈与した場合』には、贈与税を払わなくても良いよ。って言うルールがあるの。
他にも塾やピアノなんかの習い事の月謝も含まれるニャ。
30歳までに使う事と、1,500万エデンまでって決まっているから注意も必要よ。
ミカ、そこは『大人の事情』があるから、深く考えちゃダメだニャ!
そうね、サザ○さんや、ちび○子ちゃんも歳をとらないでしょう?
入学式編おしまい♪
次の話へ→
関連
「入学式編2 贈与税とその特例ニャ」への1件のフィードバック
コメントは停止中です。