梅雨入りのニュースが気になるこのごろですが、引き続き、某大手電機メーカーのニュースについての話題が続いていますね。
ルーシー
○芝の株式は、証券取引所を通じてだれでも購入する事ができるんだけど、それは知っているかしら?
ミカ
知っているような、知らないような…。
スピカ
証券取引所では、めちゃくちゃ厳しい審査をクリアした会社の株式だけが売買できるようになっているニャ。そして、証券取引所で売買できることを『上場』しているっていうニャ。
ミカ
そんなに大変なことなんだね。でも、上場さえしてしまえばあとはラクチンなんでしょっ?
ルーシー
それは違うわよ、ミカちゃん。上場するっていうことは、一流の企業としてとっても大きな社会的責任を背負うことになるわ。
ルーシー
それだけに、不正行為や違法行為がないか、外部の人にチェックして貰わなくてはならないの。
ミカ
そんなに大変なんだ。。
スピカ
チェックは、監査法人に所属する公認会計士の仕事になるニャ!
ルーシー
公認会計士は、一般の投資家や債権者に代わって、会社を厳しくチェックしてくれるの。
ルーシー
そして、決算の発表は監査法人が、『この決算は適正に作成されています』っていう、お墨付きを貰わないとできないことになっているのよ。
ミカ
う~ん…難しいね??
スピカ
それじゃ、ミカの学校で通知表を自分で作れるとして、一学期が終わった時にそれをご両親に見せるとするニャ?
ミカ
うんうん!
スピカ
そのとき、ミカがオール5の通知表を作ったら、ご両親はどう思うかニャ?
ミカ
さすがにオール5は怪しむよね
スピカ
でも、もしそこに担任の先生の直筆で、『この成績で間違いありません。』って言うサインが有ったらどうかニャ?
ミカ
それなら、信用するんじゃないかな♪
スピカ
つまりはそういう事ニャ。会社の決算書は自分たちで作るものニャから、外部の厳しい専門家の意見は、非常に大切になるニャ!
ミカ
そういうことなら納得だよ♪
ルーシー
で話を戻すと、今回はこの監査法人が○芝の決算を『適正です』とは言えない。
と言っているの。
と言っているの。