静かに雨が降り注ぐ、ある休日の朝。
ルーシー、ミカ、スピカの2人と一匹は、所得税の管理天使『とく子』とのお茶会へ行くことになりました。
今回の物語は、シャウラが迎えに来る30分前から始まります。
もうすぐシャウラが迎えに来るんニャから、早く朝ご飯を食べてしまうニャ!
もう8時半ニャ!まったくどれだけ眠るつもりニャ?このペースだと間に合わないニャ!
大丈夫だよ!私は30分で準備が出来ちゃうんだから♪
ミカちゃん、起きたのね。朝ごはんはクロワッサンサンドとコーンスープで良いかしら?
ルーちゃん、ありがとう!髪を梳かしたらすぐに食べるよ!
そして30分後…
室内にインターホンの音が軽快に鳴り響き、シャウラが来た事を告げる。
そう言ったミカは、スピカの冷ややかな視線を浴びながら、クロワッサンを咥え、髪を乾かしている。
シャウラちゃん、ミカちゃんももうすぐ来るから少しだけ待ってね。
はい!ミカさん、まだ寝起きやと思いますので、ゆっくり待たせて貰います。
早くもミカの行動パターンを把握しているのかニャ!?
そして数分後…
少し息を切らせながら、外に出て来たミカ。
もうスピカったら、女の子は何かと準備に時間がかかるんだよ?
とく姉とは、帝○ホテル東京のカフェで待ち合わせです。
それじゃ、さっそく出発ニャ!ミカのせいで遅刻しちゃうニャ!
スピカ、心配せんでもええよ。
こんな事もあろうかと、とく姉との約束には余裕を持たせてるねん。
こうして2人と2匹は、高級ホテルの帝○ホテルへ向かう事になりました。
続く→
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